
日食や月食は不吉な出来事だと考えられ古来恐れてきました。阿修羅が太陽や月の光をさえぎることで起こるとも考えられていました。また、日食・月食に関わる災いを鎮めてくれる仏様として、一字金輪仏頂尊が信仰されてきた歴史もあります。
また、密教の修行である虚空蔵求聞持法では、あえて日食や月食の日に合わせて修行を行うことがありました。これは、宇宙を司る虚空蔵菩薩が、日食や月食の力を良いものに変え、私たちに恵みを与えてくれると考えられていたからと言われています。
天体の動きが解明されていてもなお、やはり実際に見ると不思議な感じがしますね。
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