遍照寺における永代供養の考え方

遍照寺における永代供養の考え方

 遍照寺においては、代々続く「先祖供養のお墓」の役割というものを非常に重要なものと考えています。故人を偲び、追善供養することは、現世に生きる私達にとって、先祖からの命のつながりや、今生かされている命の尊さをあらためて感じる事ができる大切な行為だと考えます。また、お墓はその家々だけでなく親戚同士をつなぐ大切な役割も担っており、こうした価値観は今後も保ち続けなくてはいけない大切なものだと思います。

 しかし、近年の社会状況において多様化した生活スタイルから、永代供養墓という考え方が、普及してきました。代々受け継がれる事を前提としたいわゆる「墓」では、核家族化や少子高齢化が進む中で、そのあり方が合わなくなってきている方もいらっしゃるという事です。自分の代まで続いた墓の継承をどうするか、また新たに墓を持つとしても、これからの代で継承が出来るのか?こうした悩みは、自分だけの問題ではないので深刻な悩みとなってしまいます。

そんな中で一つの方法として遍照寺では、永代供養墓をこの度建立することになりました。

 一つ重要なことは、先に述べた様に、遍照寺としては従来の代々継承する「墓」も大切なありかたとして考えている事です。地方で都会とは違った人と人のつながりが、地域を作る大切な関係となります。その関係性の中に位置する「墓」も等しく重要で、これからもあり続けるべきだと考えています。その中で、選択肢の一つとして、永代供養墓を考えているということです。

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