
10月19-21日に教師安居会に出仕して参りました。
インドの雨季(6月〜10月頃)は、川の氾濫などで交通が困難になる上、草木や虫が多く発生します。この時期に僧侶が外を歩くと、誤って虫などの生き物を踏み殺す(不殺生戒に反する)恐れがあったため、一定期間(通常3ヶ月間)一箇所に集まって定住し、外出を避けて修行に専念しました。
このような起源から日本では仏教の教えを学ぶための勉強会や法会として継承されております。
今回比叡山行院で行われた安居会では護摩の行法に関して学んでまいりました。