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無患子

📿 DIY数珠ワークショップ構想と「無患子」のお話

 

写真の数珠は、前住職がDIYしたオリジナルのものです。

 

黒い実の部分は、無患子(むくろじ)の木の実を使用しています。無患子の実の比率を増やせば、より落ち着いた、大人っぽい仕様になりそうです。

 

実のストックがまだございますので、もしご興味があり、お寺までお越しいただける方がいらっしゃれば、試験的に数珠作りワークショップを開催できたらと、ぼんやり考えております。興味のある方はぜひご連絡ください♪

 

 

 

【無患子(むくろじ)と数珠(じゅず)のお話】

 

無患子の実は、数珠の起源にまつわる『仏説木槵子経(ぶっせつもくげんじきょう)』に登場します。

 

財力も乏しく疫病に悩まされる小国の王・波瑠璃王(はるりおう)がお釈迦様に相談したところ、お釈迦様は「無患子の実を108個貫いて数珠を作り、三宝を称えるごとに実を一つずつ繰り、百万遍実践しなさい」という簡単な修行法を授けました。

 

この修行を成し遂げると、煩悩の苦しみが断ち切られ、生死の迷いから解放され、現世では福が得られ、病気や災難から免れる功徳があると説かれています。

 

また「無患子」は「子に患(わずらい)が無い」と書き、この縁起の良い響きや、古来より魔除けに使われてきた性が、「煩悩という患いを取り除く」数珠の役割と結びついています。

 

百万遍の念仏は現代の私たちには簡単ではないと感じるかもしれませんが、忙しい日常の中でも、「心を豊かにする余裕を少し持つだけで修行の道が開ける」という、修行者を鼓舞する深い意味が込められているようにも思えます。

 

 

 

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